Coffee Time Chilling

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ヘッドセットを入手

タイトルの通りヘッドセットを入手しました。

どう使うかは今のところ思案中。

・アシダ音響 ASHIDAVOX ST-90M-05-Kashidavox.com

ASHIDAVOX (アシダボックス)ST-90M-05-K

ネットでは知る人ぞ知る、というカタチであんまり知られていませんが、 

ST-90-05-H/K(灰色/黒色)音楽用ヘッドホン 日本製 🎵メーカー出荷台数:1万7,0...

こちらのST-90-05-H灰色のヘッドフォンがレトロ調で格好いい、コスパが良い、とちらほら聞きましてそれじゃあ! ポチッといこうかと考えたところ待てよ? となりました。

そこそこの数のヘッドフォンを持っているのでここで増やすのはどうかなと。

まだ持っていないヘッドセットにしました。

ドライバー自体は05、07共に共通のようです。

・見た目の感想

元々は業務用機器をコンシューマー向けにした製品らしくデザインは小さなレトロ調ヘッドフォン。見たまんま一昔前のスタジオというよりは放送局の音響さんが着けていそうな密閉式ヘッドフォンです。

僕にはちょっと側圧弱く感じるけどだいたいの人には強すぎない側圧で眼鏡をかけていても問題ありません。

ヘッドフォンは実物を見て値段を考えると頑丈そうな作りで安っぽさはありません。

コードはクリップ付き1.5メートル。

入力プラグはミニステレオ端子(オス)「Φ3.5mm 金メッキ4極ミニプラグ(CTIA) L型」

・聞いた感想

そろそろ本題、音質について。


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YOASOBI/THE BOOK 3「勇者」 #morajp

https://mora.jp/package/43000011/4580789583926_HD/?fmid=TOPNEWRL01

視聴に使ったのは「THE BOOK 3」ハイレゾ版「勇者」ですが、まずイントロのピアノから歌が流れ始め約10秒後のピアノの綺麗な高音から重低音のベースがズシッと来るあたり。

この流れでゾクッときましたね。

ゼンハイザーのHD650で予め曲を聞いてからの視聴でしたがそれでもです。

最初の感想は「徒ならぬモノだ…!」でした。


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YOASOBI/THE BOOK 3「ミスター」

イントロに面白いエフェクトが掛かってますがこの差も面白いです。

ベースラインがクッキリとかつズッシリしつつ、ヴォーカルがきっちり聞こえます。

ドンシャリとはまた違う傾向です。

低域はかなりあるのに中高域が破綻しないヘッドフォンがこの価格で、というのは驚異的ですね。


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米津玄師/Lemon

バラード曲です。これもヘッドフォンの特徴がよく出ます。

視聴を続けて聞いて来ると低域はだら~と出るのでなく締まっています。

ドンシャリのド~ンとは違い出っぱなしにはしない感覚と声の領域がよく通ります。

インストゥルメンタルよりは歌物が得意なのか。

 


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CHRONO TRIGGER】風の憧憬/SQUARE ENIX MUSIC Channel

ギターソロです。高音域の弦の響きが良い感じです。

弦の複雑な響きも負けずに表現してくれますね。

低音域以外も高音域を聴かせてくれますね~。

痺れたのはベースラインが響きつつメインのあの有名なメロが流れるところ。

 


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クロノトリガー - 時の回廊(アレンジ)/Broken Hearts Music

今回のブログを書くときに不意に見つけたアレンジ曲です。

たまたま聞いたら気に入ってしまいました。

民族楽器っぽい鐘の音と太鼓ベースが良い感じです。

ちょっと姫神チック。

 


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千と千尋の神隠し】6番目の駅 - The 6th Station | 久石譲 Joe Hisaishi "Spirited Away"/JPCO Channel

原曲も聞いてみました。個人的にはこの曲をまず試しに聞いています。

ひどいヘッドフォンはピアノソロで高音域が破綻するのですが、こちらは再生しきりますね。

強弱(ダイナミックレンジ)が広いので再生が難しい曲です。

その分、アンプとヘッドフォンが噛み合うと素晴らしいです。

このヘッドフォン? 素晴らしい!

・まとめ

中低音域を持ち上げる特性があるようなのでモニターヘッドフォンではなく音楽鑑賞用ですね。

この価格帯でこのレベルの音が出せるのであればコスパは文句無いでしょう。

以前、購入したAKG K240 studioはモニターヘッドフォンの役割があるので比べるのはおかしいですが、衝撃を受けた度合いはST-90M-05-Kが大きいです。

カタログ値、再生周波数帯域5-40000Hzとありますが実際に出ているかはわかりませんがそのポテンシャルは有りそうです。

インピーダンス40Ω なので大抵の機器であれば十分音量は取れるでしょう。

ただし、弱点もあります。

有線です。1.5メートルはやや短いかも? 改造する以外にリケーブルできません。 

低音域が強調されるので合わない楽曲が出てしまう。

密閉式ゆえの音抜けの悪さ、オーケストラのような複雑な楽曲はしばしば音の立体感が失われる点。

この点はゼンハイザーHD650と比較するとオープンエアー式の利点と値段なりの差が出てしまいますね。

比較できるだけ素晴らしいとも言えますが。

この傾向…直感ですがブックシェルフスピーカーVictor SX-55に似てる…?

 

再生に使ったのはiFi ZEN One Signature【DAC】とiFi ZEN CAN Signature 6XX【AMP】

ミニジャックから標準ジャックへ変換して再生しました。

 

マイクで録音したサンプル【音量注意】

曲に関係無い2回ほどヴォンヴォンという音は再生に使ったスマホのバイブです(笑)

【TEST】ASHIDAVOX ST-90M-05-K録音テスト.FLAC - Google ドライブ

録音機器 Creative Sound BlasterX G1

無指向性コンデンサマイクですがヘッドセットとして機能は期待できそうです。

マイク電源は不要、雑に録音したのに悪くないですね。

 

再生テストに使った曲はこちらです。

maou.audio


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